4519_中外製薬 2026-06-05

今日(6/5)の相場観測&週明け(6/8)の予測。

【6/5の観測結果】
昨日やっと帰ってたけど、日記付けるのちょっと疲れてしんどいので今週の記録はまとめて週末に書くことにして、今週はサボり。

昨日の7567の引け値で、これはまたギャップダウンから始まるだろうと思ったら、予想は外れて約80円高いギャップアップの7649から寄り天井スタート。最高値7658でちょっとショートスクイーズっぽい動きをしたあと、一気に押し下げられて1分足の2本目で7524まで120円ダウン、これは下げ圧が強いかな、と思いきや、すぐ切り返して7628まで。なんなのよ、これ!
って思ったらまたすぐ下落。しかもさっきより強く7512まで落ちて110円ダウン。
え~、と思って見てたらそのあとはぐちゃぐちゃになりながら7590まで戻して上がっていった。
これが10時までに全部起きたこと。乱高下が激しく、上げなのか下げなのかよくわからないまま推移。
前場は7550くらいで引けたけど、そのあと後場でまたいきなり7513を付けて陽線から始まる動き。
もう本当にわからない。指標が全部あてにならないから揺さぶられて損切りしまくりでまったく勝てず。
7550が主戦場でずっとここを境目にして上げ下げ激しい攻防戦のような値動きだった。
13:30頃に一回かなり振り落とすような強い下げが出て、7504まで押されたけど、そのあとまたぐらぐらしながら上げて下げてを繰り返して、最終的には7554で引けた。
今日のしくじりはこのクロオクタイム。どうせ刺さらんだろうと思って7540でショート入れたら刺さってしまい、週末中、-14円状態をずっと眺めなきゃいけない羽目になってしまった。
おかしいな、もっと下げて引けると思ったのにな。。。
出来高は211万強。うん、萎んだな。
でも昨日の引け値と今日の引け値、ほとんど変わらん。あるいみ、売り買いが2日間で拮抗しちゃったから、この形はちょっと強引に2日間の足を合成すると地味に十字線ぽい値動き。
つまり方向性がない。実際、今日は本当に方向性が無くて、明確なエントリーポイントを見つけられなかった。
なんとも難しい一日。今日はそういう相場だった。

【6/8の予測】
1つ面白いことに気づいた。
いや、昨日のうちに気づいてたんだけど、この10日間、規則正しく陽線と陰線が規則正しく並ぶという珍事。
これは取りも直さず、方向性がまったく出てないということを日足チャートがそのまま表している。
そして、価格帯は先週よりも明らかに下回り、5月のGW明け以降、ちょっとずつ週足で上げ続けてたのを台無しにした形。
週足で見れば下髭陰線。そして2週連続で陰線。
しかもMACDはシグナルはまだ0ラインより上だけどMACDライン自体はマイナス突入。
ラインとシグナルの間の幅も少し拡大中。
ヒストグラムはバーの縮小が見られない。
EMAの短期・中期線、デッドクロスして明確に短期線が中期線を下抜けた。
ここまで見ると、これはまだ下降トレンド終了とはとても言えない。
先週まではさすがに底打ったかも、売り吸収で調整局面かも?とか思ってたけど、これは一筋縄ではいかなそう。。。

出張の疲れが抜けなくて一日中寝まくって夜中に続きを書いてる。
あ、そうそう。大事なことを書き忘れてた!
6/5の金曜に、スペースXのIPOの申し込みが開始されたから4株だけ申し込んだ。
どうせ当たらないだろうなと思うけど、それでも今回のIPOは史上最大(報道では最大級、って言ってるけど、いやコレは最大でしょ!)で、開放されてるのは1400万株以上。
資産大きくて取引量の多い大口投資家が持って行っちゃうんだろうなと思いつつ、それでもこの規模はきっとイーロン・マスク氏からの善意から出てる気がしてる。
前人未踏の事業に挑むから小口の個人投資家にも参加チャンスを分けてくれたのかなと。
そんな感じで受け止めた。
ぶっちゃっけ、本心で言えばそんなに上手くいくとは思えないし、敵も多いだろうし、AI事業はまるっと大赤字抱えてるからきっと簡単に黒字化しないだろう。と思うけど、これは夢枠銘柄。
10~20年くらい黒字化しなくて、仮に後日IPO価格よりずっと低い株価に沈む可能性もあるし、もしかしたらそれどころか倒産する、なんてこともあるかもしれない。
それでもマスク氏のスピリットには素直に敬意を表すべきだと思う。
別に資産家でもなくて最初から何でも持ってた人じゃない。チャレンジし続けて勝ち取った資産をテスラも含めて全部突っ込みまくってる。自分自身の夢に向かえる人ってかっこいい。
スターリンクは軌道に乗っててもう宇宙インフラの先駆者に成ってるし、可能性十分にある。
未来行きの夢チケットのつもりで、別に儲からなくていいから、上場初日に買ったんだ!ってあとでお爺さんになってから自慢げに語りたい願望もある(生きてたらの話)から、IPOで外れても6/12の上場初日になにがなんでも最低1株は絶対買おうと心に決めてる。
たぶん、株価は200~250ドルくらいを付けるんじゃないかと思う。IPOの仮価格は135ドルだけど、きっと俺みたいな人はいっぱいいて、株価を押し上げるだろうから、このくらいの株価は全然不思議じゃない。
とりあえず今はそう思ってる。
あちこちで、危険!って言ってる動画や報道も観たり読んだりして知ってるけど、それはそれ。
というわけで、スペースXの上場を楽しみに待ってるぜ!

さて、だいぶ脱線したけど、6/8の週明けの予想。
まず、現状をここで一度整理しよう。

〇史上最高値10700のあと、下落を続けて6/5に7554。その間に今年の最安値7357をマーク。
〇ファウンダヨは4月にFDA承認、リリーの販売実績と推移は冷静に見ると低調。
〇現時点までに真新しい次の夢を投資家に見せてくれていない(肥満治療薬ほどの巨大で夢のあるような新薬開発パイプラインは無い)
〇記念配当が剥がれて今年の年間配当額は132円(66円×2回)、6/5時点の利回り1.74%。日経採用銘柄としてみれば決して悪くはないけど、妙味はない。3大メガファーマは軒並み3%以上あることを考えると、PERも含めて割高感は否めない。
中外製薬は企業としては超優良企業で今期も順調にいけば10期連続の増収増益見込みで素晴らしい。
でも、それはもう投資家なら誰もが知っていてコンセンサス。
じゃあ、成長性は?って見たときにここが疑問符。
製薬業界特化のプライベートアナリスト気分で言わせてもらえば、
⓪そもそもファンダの強さは疑うまでもなくめちゃ強い。
①でも配当利回り、決して悪くないけど良くもない。
②短期でキャピタルゲインを狙うには中途半端に株価が割高。10年以上保有するつもりの超長期現物買いなら買い時とも思えるけど、短期からすれば今あえて積極的にポジションを取るほどの状況にない。
③下げトレンド継続中で、短期中期のエリオット波動は明らかにAかCのどっちかの波の中にいると推定される。
④直近の日足・週足を見る限り、まだまだ上昇には時間がかかる。少なくともテクニカル指標で見る限り、短期で買いのポジションをいま取るのはむしろリスク。

以上から、総合判断は当面「売り」は揺るがない。
ただし、イベントドリブン的な突発的で一時的な急騰は十分可能性がある。
たとえば足元では半導体関連銘柄がUSで大幅下落。NYダウ&ダウ先物、NASDAQも大幅下落中。日経平均先物&CME先物もめちゃくちゃ下げてる。日経平均先物は-2850、CMEは-3950!
どっちも5%規模の下落で、ここまで超偏ったハイテク銘柄だけが急騰してた歪な上昇で他のセクターに広がれなかった。だから、これはおそらく週明けの日本株市場全体で結構影響が出ると予測。
一方でドル円の為替は160円に入って円安加速。政府介入はほんのわずかな期間160円を防御できたけど、大局で見るとほぼ意味がなかったと言っていい。焼け石に水だった。
ただし、輸出系企業には円安は為替差益の恩恵を受けるから、貿易黒字を考えれば決してマイナスばかりではない。
しかしさらに別の視点として、今度は日銀の利上げ観測。再度の0.25%の利上げで1%が強く意識されている状況。インフレ懸念から今やらなきゃ取り返しがつかなくなる、っていう判断だろうと思うけど、タイミングが激烈に悪い。まあでも悪い時っていうのはだいたいさらに悪いことが積み重なるからね。そういうもんだろうなと。
ついでに、ホルムズ関連はUSとイランで全然ちゃんと合意できてない。当分燻り続けそう。
何十年も前からずっと続いてる問題をイスラエルとトランプ氏がやたらと焚きつけたのが原因だし、もっと言えば宗教的に根深い問題でイスラエルがおとなしくならない限り、イスラム世界とユダヤ&USの対立は短期で収束するのは難しい。宗教は地政学云々以上に複雑だからね。ロシアとウクライナもお互いにやめる気ないし。個人的には同じ帝政ロシアを支えた本来ものすごく近い味方同士のはずが、どうしてこんなにも争うのか。歴史を紐解くととても残念な気持ちになるけど、部外者が軽々に語っていい話でもない。
で、石油の方は根本解決がまったく見えてない。
という、外部要因というかマクロがめちゃくちゃ環境悪いから、当然世界経済全体が微妙。

で、じゃあこういう地合いで、ハイテク系からリスクオフでディフェンシブ銘柄に資金回帰するか?
つまりセクターローテーションは起きるか?って考えたとき、セクターローテーションは起きるとは思うけど、医薬品に回流があるか、それがまた微妙。
さっきスペースXのことを書いちゃったけど、そっちもあるし、アンソロピックとか、ハイテク系のUS市場ではまだまだこれから大型の上場がある。そして半導体やAIは俺が思うにバブルじゃない。
少なくともAI以前の世界線には今更戻れないし、技術はどんどん進化する。自由経済圏で滞ったら共産圏に全部持っていかれるリスクの方が高まる。中国の開発力は無視できないし、テイクオーバーされる可能性の方が高めにも感じられる。
と考えれば、急激な下落で当該銘柄を触っている人たちはパニックだろうけど、短期的な押し目でおそらく資金は簡単に抜けない。むしろ利確で利益を確保した人たちが押し目でしっかり再エントリーしていくだろう。
そうなればセクターローテーションは起きても規模は限定的と考える方が自然。
そして、医薬品セクターにはそれなりの資金流入が見込めるとしても、安定的だけど成長力が乏しく見える中外は投資家目線ではどうにも物足りない。一部は安定感の高さから回流があると思うけど、トレンドを反転させるほど猛烈な出来高の膨らみはあんまり期待できない。そもそも個別銘柄に効くような材料がない。
むしろ、短期的にはショートスクイーズで急騰して数日でまた撃沈、なんてシナリオも考えられる。

なので、週明けはまず、6/5のUS市場の動きがどの程度日本株市場に影響して、全体を押し下げるか、それとも半導体関連のセクターのダメージだけで済んでしまうのか、ディフェンシブ銘柄の寄り前気配が高含みするか、そのあたりが最初の観測ポイントになると考える。
ここからは下手に上昇と下落を読んで決め打ちするのは危険だから、場をよく観察しないといけない。
早々に誤った判断をすることでダメージを受ける可能性があるから、とにかくよく見ること。

総合判断は売りだけど、どんな動きを見せるか、これを見てからエントリーするかしないかを見極めようと思う。

もしこの日記を他の中外フリークが見たら激怒するかもしれないけど。
ファウンダヨに期待してる方には残酷なお知らせだが、肥満治療薬がこれから先どれだけ売れようとも、これが例えば年内・今期中に100億ドル規模でリリーが売りさばいた、なんて実績が急に上がったらロイヤルティは増えるけど、そんな取らぬ狸の皮算用はしない方がいい。早く目が覚めることを願う。
新薬の販売開始後は基本的に株価はその動向でいちいち反応しない。
そして、順調なら順調で、でしょうね、の評価でしかない。
むしろサプライズが無ければますます下落を加速させる原因になる。
ファウンダヨは画期的だったけど、安全性の評価はまだだし、メディケアに収載されたとこほで、それよりも本質的な課題が安全性だし、もっと言うとアドヒアランス。肥満治療薬に限らず、アドヒアランスは常に経口薬の課題。肥満大国アメリカだから爆発的に売れると期待されたのが、結局はノボとリリーの既存製品の棲み分けとカニバリズムの解消や整合性が取れないとダメ。
とくに内分泌系はホルモンバランス崩すと他の疾病との合併も惹起する可能性がある。
一般論ではGLP-1作動薬は効果高めだけど、臨床医や科学目線では手放しに信じることはしない。
全世界で承認されたとして、各国で保険状況は異なる。保険償還されなければ薬剤費は高額になる。
日本の場合、この薬剤が厚労省で承認されるためにはおそらく何かしらの条件を付与されるだろう。たとえば、よくありがちなのが、「既存の治療で効果が不十分な場合に限る」とか。
肥満は確かに増えているけど、日本全体で見れば北米型の食生活とは違うから、むしろ高所得者層や芸能関係とか夜職の方々向けには受けるかもしれないけど、アドヒアランスと安全性は必ずボトルネックになる。それなら既存のマンジャロとかの方が処方する医師側からすれば確実に投与できるので信頼性が高くなる。さらにいえば、他社で開発中の半減期の長い画期的な新薬が迫ってきてる。1ショットで長く効く方がぶっちゃけ医師にも患者にも楽だし。
これが処方医薬品の世界よ。
医薬品はそんなに甘くない。
ついでに言えば、ヘムライブラの後継の開発、まだ時間がかかる。
アクテムラ、これからバイオシミラーに場を譲るから売り上げは確実に落ちる。
アレセンサは希少な癌治療薬でインパクトはない(ALKは日本人の肺がん領域ならせいぜい1~3%しかいない。医師一人が年間に1例診るかどうか、そういうレベル)。
テセントリクは抗PD-1よりirAEがマイルドな分、コントロールしやすいICIと言えるけど、適応症がもっと迅速に増えないと、いっぱいある競合品との競争には勝てない。
パイプラインにある抗CTLA-4抗体も3剤目。先行品に打ち勝つためには時期を逸している。IgGのADCC活性とか、クラスで傾向は違うし、Tregはそう簡単な話じゃない。
眼科のパイプライン、知らない人には申し訳ないが、これも希少疾患。強いて言えば、ICI治療ではまれにIMAE/irAEとして発現する場合があるから、その場合には患者にも医師にも福音になるかもしれない、という程度。少なくとも日本では頻度不明でTRAEとしての因果関係は証明されていないからどの程度効くかは微妙。
消去法的に、現状では肝細胞癌治療薬がもしかしたらもっとも有望なパイプラインになるかもしれない。

お説教するつもりはないし、現物を握るならビビらずどーんと構えてひたすら握って寝かせておけばいい。
今期の配当をしっかりもらうまでは別に持ってていいと思う。
ただ、個人的には、前述のとおり、利回り低くて妙味ない。4400を下回れば利回り3%になる。
そこまでの下落は期待できないけど、6600なら2%になる。少なくとも7000くらいまでの下落はあると思った上で今の株価で現物買うなら悪くない選択だと思う。それでも利回りだけを考えるなら3大メガファーマの方が断然いい。将来のキャピタルゲイン目的なら、上昇トレンドに回帰して株価が上がり始めてから買えばいい話だから、やっぱりいまわざわざこの値嵩株を積極的に買う理由が俺には理解できないけど。
20年来の長期保有者からすれば利回りはめちゃくちゃいいから手放すわけないし、最近の人からすれば利回り悪くてあんまり積極的に持つだけの説得力と魅力に乏しいのは確か。いつ買ったかで評価が極端に異なる。
何を基準にするかは保有者自身の価値観で決めるしかないけど、買うなら資金効率とか、銘柄に自分が何をほんとうに望んでいるのか、よく考えてからにした方がいいと思う。
あ、俺は前は持ってたけど、9000円くらいで権利確定後に売り払ったので今現物はノーポジ。書いた通りの価値観があるから全然現物を押さえる気なし。っていうか要らない。値嵩株に資金拘束されるのが嫌。だからあくまで短期でロングとショートで毎日利ザヤ取りやすいから触ってるだけ。
でもそろそろはっきりしないようならしばらくはこっちは観察だけにして別銘柄に切り替えてもいいかなと思ってたり。

以上、自分自身に対する禅問答も兼ねて、状況整理のために書いてみた。

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