今週(7/21-24)の相場観測&来週(7/27-31)の予測。






今週の日足と出来高の推移
7/21 始値7280 高値7444 安値7246 終値7397/出来高3,264,000 陽線(上下ヒゲ)
7/22 始値7355 高値7393 安値7303 終値7306/出来高2,064,700 上影小陰線(実体より少し短い上ヒゲ)
7/23 始値7312 高値7319 安値7163 終値7212/出来高2,609,800 下影陰線(上下ヒゲ、実体の半分くらいの長さの下ヒゲ)
7/24 始値7298 高値7509 安値7229 終値7416/出来高2,827,400 陽線(上下ヒゲ、下ヒゲより上ヒゲの方が少し長め、上ヒゲは実体の3/4くらいの長さ)
今週のデイトレ結果と日々のアクション
先週末に持ち玉はすべて利確済みでノーポジだったので気持ちはフラットだった。どのような相場が展開されるかと思っていたところ、3連休明けの7/21に赤三兵の形が出現。ただし、上ヒゲが長いのが気になった。翌7/22は残念なことに赤三兵は失敗で下落に転じ、さらに翌7/23も下落し、赤三兵を完全否定。しかしながら下落も否定し、下ヒゲを付けて買い戻されリバった。そして7/24には中期MAを超えて7509まで駆け上がる強い相場であった。しかしながら、クロオク直前の15:24には一時7495まで上がり7491で終わってクロオクで高値を目指すかと思いきや、まさかの反落で7416までどすんと落とされるというオチが付いた。落差は75円。まあまあ大きな値幅の下落。これは他の医薬品セクターの個別銘柄とは完全に真逆の動きであった。日毎のアクションと結果を記録する。
7/21 寄り付き前の気配が強かったので上がるのを想定し、ノートレになるかもしれないと思いつつ、7250で200株を指したところ、寄り付き直前に急に気配が弱くなり、寄り付き直後に7246を触ったときに約定。この気配の急変は予想はしていたが、7500は堅そうなところからガクンと落ちたので、非常に不安に感じた。が、結局午前中は少なくとも11時までは強く、7444までは上がれたので、結果的にこれは儲けものであった。朝の寄り付き前の気配からはもっと高値を目指しそうであったが、無難に7400で200株をそのまま利確。と言いつつ、一度7399で弾かれ7353まで落とされたので、実態としてはかなり不安定で危なっかしい動きではあった。いずれにせよ、税引き後で約1.8万の利益を確保。逆指値で7355で発動して7350で利確するつもりであったが、不発だったのでラッキーであった。
7353を付けた後は反転して7443まで上がったところで失速というか揉み合いに移行し、11時を回ったところで7444を付けたあとゆるゆると下落に転じたのを見て上げ切ったと判断し、7430で100株ショート、7420、7410、7400で各100株、計400株をショート。後場直後に7430くらいから始まった(確か7429が後場の高値だった気がするがメモしていない)のでおや?と思ったが、後場の寄り天井であった。焦らずそのまま保持し、様子を窺ったところ、7325まで落ちたあと、一度噴き上がるように7355まで一瞬で戻った場面を確認。買い上がるかと思ったが後が続かずまたゆるっと下がり始め、7331で下げ止まってからヨコヨコ→徐々に安値を切り上げる展開が始まった。どうも下げ止まったというより積極的な売りでもなかったので潮が退いたようにジリジリと戻り始めた感が強かったので、7335で全玉を利確し、税引き後2.55万強の利益を確保。
その後は5分足を見てもパーフェクトオーダーを形成せず優位性なしと見て取引終了。
そして、クロオクでまた珍妙な動きをし、クロオク直前は7349だったところから7397まで戻して引けた。強めのスパイクである。このクロオクの出来高は1,278,000株。つまり一日の全出来高の1/3以上がここで出来たということ。当日は半導体銘柄が下げ止まり、むしろ総じて好況を呈したので、疑問の残る出来高ではあったが、おそらく7/17に引き続き半導体関連の安値を嫌気した資金の退避で引けに指数取引か何か、いずれにしてもバスケット買いであったのだろうと推測する。事実として、7/17とまったく同様に日経225に採用された医薬品銘柄はすべてクロオクで同じ動きをしていたことを確認したので、大口買いが入ったと思われるが、個別銘柄を買う理由が見当たらないので、バスケット買いであった傍証にはなるだろうと考える。7/17に続いて2日連続で同じ引け方が非常に気になった。なんにしても赤三兵である。
7/22 前日までの流れを引き継いで強く上がっていくのかと思いつつノーポジで観察していたところ、これはどうも弱そうと判断し、ロングを見送り静観。はっきり言って寄り付きから10時頃まで、とにかく出来高がショボく昨日までの力強さがなんだったのか?と思うほど乱れ、まさに文字通り乱高下であった。一瞬7300を割る?と思うような下げがあり、7316まで落ちるシーンがあり、ショートし損ねたかなと思った直後、すぐ買い戻されそのまま急騰。7316を付けた足を含めて5分で7367まで急回復。。。したかと思えばそこからまた下落に転じ、10時の1分足で7332まで35円幅の下落。そしてそのあと、1分足でまた買い上がり始め、10時の1分足を含め10分で7393まで上昇。しかし、とにかく弱い。到底7400を回復しそうな勢いは無かったため、5000円までのリスクを覚悟して7390で100株のみ軽くショートエントリー。果たしてこれは正解であった。すぐ下落しはじめたのを見て7380、7375で100株ずつ追撃を入れる。ただし、下値も7300まで落ちそうにないと予測し、7330で利確ポイントを設定し、そのまっま7330で利確。税引き後1.23万ほどの利益を確保。そのあと7303まで落ちたがやはり7300は守ったので、ロングで入り直すか悩んだ末に見送りとすることとした。赤三兵の翌日のこの動き方で出来高がショボく、上げると見せかけて下げるかもしれず、下げると見せかけてまた昨日までの2日連続でクロオクでバスケット買いでドンと上がる、なんてことになったら利益が吹き飛ぶ。これは全然面白くない。だから見送り。
7303を付けたあと、ものの見事に反転した。したのだがやっぱり弱い。なよなよとした上がり方が非常に気になる。そして出来高はショボいまま。買い手も売り手も多少資金力のある個人は手を引いたように感じられた。どっちにも転べそうなので、14時に観察を止めた。実は14時から本業の会議であったのでどのみちタイムリミットであった。
引けてから確認したところ、どうやらバスケット買いは打ち止めだったようである。昨日までとは真逆にクロオクで落とされ、15:24に7339を付けたあと、クロオクで7306で引けた。ほぼほぼ本日の最安値(3円しか変わらない)ところまで叩き売られた形である。
結果的に、まさかの赤三兵の否定である。しかも上ヒゲを付けて。これの意味するところを考えると、やはり7400~7500のレンジに大きなシコリがあって上値抵抗線が機能している、ということだろうと考える。中期線にぶち当たったところで跳ね返される、というこれまでの仮説が昨日から今日にかけて今回も実証されてしまった。これは事実としてかなり重たい。
場が引けてから諸々確認したところ、信用残・倍率が更新されて、また需給が悪化していることを確認。売り残は1.07万株減、買い残は3.81万株増、倍率は35倍から約53.5倍まで急悪化である。
ショボい出来高であったが、この日もショボいなりにクロオクで751,500株。つまりサイズダウンであるが昨日と同じく一日の総出来高の1/3以上がクロオクに集中という形。いつもどおりであるが、それにしても枯れていると感じた一日であった。
7/23 今日も寄り付き後のチャートが汚い。7312で寄り付き、買い上がるかと思ったが出来高が萎んだまま。とても7350を回復しそうに見えない。ノートレにしようか悩んだが、結局軽めに7310で100株だけショート。うまく刺さったのでそのまま様子見。当然7400から7340まで10円幅刻みで保険をかけてのショートである。実際には7350を超えてきたら損切り予定であったが、まったくリバる気配がなく、少し揉んだ後ずるずると下がり、7300も7200もまるで守る気配なし。アイスバーグもなければ大玉でドカンと上げる人もおらず、とにかく弱々しく落ちていく。これは7340以上の保険は最早不要と断定し、7200で100株ショート追加。。。したら、割ったあたりで急にヨコヨコになり、7163を付けたあと、2分動きが止まった。危険を感知したので成行ですぐ仕切り、7173で約定。どうにか損せずに利確でき、税引き後約1.4万の利益を確保。
7163を付けたあと、相場は反転し、なんだかんだでヨコヨコしながら7212で引けた。
この日のクロオクは気配だけは無駄に激しく上を意識させる高値で売り買いがぶつかるような動きを見せていたが、結局まったく株価は動かずであった。それでもクロオクの出来高は979,500株であった。
昨日までよりも悪く、一日の総出来高の1/3以上というより約37.5%がクロオクに集中。そして赤三兵の完全否定。これは相当に弱い。弱すぎて心配になる。
さて、明日は決算発表日。発表までにどう動くのかというところをよく観察しなければ。
7/24 寄り付き前の情報として、ロシュが決算発表を行い、かなり好感された値動きが観測された。決算発表を受けてスイス市場では前日比+5%の上昇。中外を見るうえでこれは非常に大きなファクターであるので、重く受け止めるべきである。少なくとも昨日までの弱気相場を打ち消すのは確実と思われた。
案の定、ロシュの決算発表を受けて一気に雰囲気が変わった感のある寄り付き前の気配である。気配では7600以上から始まりそうにも見えたが、これはこれで事情が変わってしまう。実際はそこまで高寄りはしないはず、と踏んで昨日の終値よりちょっと高めの7250くらいから始まるだろうと予測して7250に300株、来ないだろうと思いつつ、7200から7240までも10円幅刻みで300株ずつ、それぞれロングを指し、結果7230と7240で300株ずつ、7250を含めて計900株が刺さった。僥倖である。まあまあの数量が刺さったので、これ以上は欲を出さず、追加ロングは控えた。なにしろ決算発表直前である。いくらロシュの決算発表が良かったとはいえ、中外の決算を跨ぐのは危険なので、何があろうと今日中に必ず手仕舞いすることを前提に、7500を利確ポイントとして設定。逆にもし急落しても利益確保は絶対であるので7300まで落ちてくるようなことがあればその場で手仕舞いするつもりであった。ぶっちゃけ7600くらいまでは見ても良いのかなと思いつつ、そこまで上がるには質・量ともに増える必要があるのでそこまでは期待しすぎだろうと見て7500で仮設定。7400を一瞬超えたところで一度跳ね返されたが若干の押し目を作って力強く上げ続け、7500にあった2万超えの売り板(自分の900株含む)を一発で食い破ってくれた。おかげさまで税引き後18.7万くらいの利益である。昨日と一昨日が振るわなかった分、実に喜ばしい。
さて、7500を食い破ったところまでは良かったが、そのあとが良くなかった。7509で失速した。一時7438まで押し戻され、クロオク前に7491まで上げ戻したのだが、ここはやはり決算跨ぎは怖かったのだろう(自分だって怖いし)、クロオクでドカンと落とされ、7416で引けた。75円幅の急落であった。
1週間を通じて25.7万ほどの稼ぎ。半導体(太陽誘電と村田製作所)の空売りの誘惑に何度も負けそうになったが、その都度自分に今日中外を見ないと分からなくなる、と言い聞かせて頑張って封印した。本当はそちらの方が圧倒的に旨味があるのだが、我慢して耐え凌いだ。自制心を発揮できた自分をほんのちょっとだけ褒めて慰める。どう考えても100万以上の儲けを捨てた感が強すぎるくらいあるが、いつかまたチャンスが巡ると思って忍耐である。
中外製薬の決算発表結果と週明けの値動きについての予測と総括
17時過ぎに2Qの決算資料が公開された。すぐに目を通した。好決算であるのは間違いなく、頑張っている感じがとても良かった。真新しい情報はファウンダヨのロイヤルティ収入の計上が始まったところくらい。でも額面は非開示。これはおそらくすでに確定しているのだろうが、リリーの決算が8/5であるので中外としては先に言うわけにもいかず差し控えたと見るのが妥当なところであろう。ここはある意味で采配が絶妙である。また、AQUA07(アロステリックALK阻害剤、NSCLCで単剤療法とlorlatinibとの併用療法)のパイプライン入りの公表。臨床入りした3つ目のプロジェクトだそうである。相変わらずLC領域好きねぇという印象。ただ、これは5月にFDAからFast Track指定を受けたもので、中外からのリリースはなぜか無かったが、P1が始まったというニュース自体は複数の報道があり、clinicaltrials.govなどでも確認出来ていたことである。そしてこれからなのでまだモノになるかどうかは不明なものであってインパクトは現時点では無い。日本ではALKはNSCLCのせいぜい1~3%。グローバルではパイは大きくなるが、爆発的な売上を期待できるものではない。全体を通じてサプライズと感じられる情報は一つも無かった点が非常に引っかかる。この辺りを市場がどう受け止めるか、市場の受け止め方次第であるので週明けの月曜に値動きの方向性で判断できるであろう。
非常に悩ましいことに、前回の1Qの決算直後に叩き売られ1400円以上下落した悪夢は記憶に新しい。これの再来となるのか、それとももう十分下げたしここからは再成長期待で買われるフェーズに入るのか。注視したいところ。
少なくともファウンダヨのような大きな成長ドライバーと見做せるレベルの超大型パイプラインは見当たらないので、これまでの推移からは失望を誘いそうにも思える(ファンダメンタルズが強くて堅実なのは誰にとっても既知であり、売上推移の目標に上振れがなく据え置かれたのは果たして成長シナリオだと受け止めてもらえるかと聞かれればそれもなかなか難しい気がする)が、現時点では騰落どちらの方向もあり得るので予断を許さない状況と考える。
とにかく見守るしかない。
以上の状況に鑑みて、総合判断は「保留」である。
最高値10700から下降トレンドに転じてから初めて判断を保留する。
これまでは一貫して売り判断としていたが、ここからは非常に難しい。
肝心要なのは、まず直近の年初来安値7105を割らないこと、中期MAを明確に上抜けて定着できること、そして長期MEをしっかり抜いていけることがトレンド転換判断の核心的なポイントである。
これが見えない限りは、突発的な上げは単なる自律反発でしかない。そして当然出来高が膨らまなければもちろん騙しになる確率の方が高い。
いずれにしても長期MAは遥か上方にあり、7/24の終値では中期MAをぎりぎり抜けているが、果たしてここを週明けに突破して上がっていけるのかどうか。
とくに忘れてはいけないのが、信用買い残の積み上がり過ぎた需給の悪さである。信用倍率53倍というのは率直に言えば大変よろしくない。ディフェンシブで日経225&TOPIX採用銘柄でグロース期待のファンダメンタルズ強強銘柄で、これは明確に悪い。ましていまマクロでは半導体銘柄の下落・調整局面ではあるものの、あからさまなリスクオフでもなければ極端なセクターローテも起きておらず、むしろここからAI半導体が急に萎む未来=世界社会が過去の状態への逆戻りする、なんてことは考えづらい。
過熱感が冷めるまでの一過性と考えれば本格的に医薬品セクターに資金が還流してくるというのもまた短絡的で慎重にならざるをえまい。そして為替である。円安は目下進行中で163円台であるが、ドルがいつまでも高いとは限らず、直近の世界情勢&地政学的にはさらなる円安の加速というのもまた難しい。場合によっては米国債の放出、なんてことが起きれば格差は縮まる。世界経済を牛耳り始めた中国経済がどのように推移するかも気になるし、買い漁っているゴールドの実質価値の変動なんかも注視した方が良さそうに思える。
中外にとって都合のよいシグナルが残念ながら今は見えないが、かといって悪いシグナル(売りシグナル)も消失しつつある現在、いずれにしても方向性を読むのは極めて困難である。
煮え切らず断定できない点がとてもモヤモヤするところであるものの、これを断定できるものがいるとすればそれは人外の存在であって、それを体現できるのはおそらく神仏の類だろう。
来週が7月の最終週。あっという間に今年も半年が過ぎ、残すところ5か月ちょっとである。
ここからは築いた資産を間違っても減らさないよう、サイズを絞ってより厳格に危機管理しつつ優位性を確信できる場面でのみ積極的になるべきで、場合によっては秋口までは小商いもしくはノートレが続くかもしれない。
ということで、観測を続ける。
※赤文字部分、見直しにより8/1に訂正
(今後、見直した際に訂正箇所を訂正当日の日付とともに表示)

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