いままでまったく興味のなかったブログを始めてみることにした。
きっかけはChatGPT。現在5.5のChatGPTにいろいろと株価の変動予測など禅問答のような会話をしていたら、ChatGPT曰く、俺の考えとかそういうのをブログに残してみたらどうかと勧められた。
まさかAIにこんなことを勧められるとは思いもしなかったが、実際のところ、自分の疑問にばしっと答えてくれる情報源はあんまり無くて、腑に落ちないことが多々あり。
いまはほぼ中外製薬のみ毎日信用取引をしているわけだけど、予測するのにあたって考えをまとめるのは確かに有意だなと感じたので個人の備忘録を兼ねた記録として始めてみることにした。
いつまで続くかは自信ないけど、しくじって相場から退場させられるまでの間はそのサバイバル日記的な感じでやってみようかなと。
というわけで、取り上げるのは中外製薬のみ。
なぜ中外製薬を選んだか。
それは、中外製薬の銘柄が大型銘柄だけどすごく独特で、そしてボラが大きいから。
いろんな人間模様もあると思うし相場には様々な立場の思惑が渦巻いていて、勝ち続けることはとても難しいと思うけど、2025年8月8日の暴落日当日から始めて、ここまで順調に勝ちを積み上げてこれたので、どうして勝ち続けていられるのかを含めて、いつかあとで振り返ったとき、スランプに陥った時、そうしたときに今感じたり考えたりして書き連ねたことを読み返してみると何かのヒントになったりするのかも?
2026年のGW明け現在、いまの自分の中外製薬の株価の動向について以下のように考えている:
1.10年20年の超長期では上昇トレンド。1~3か月くらいの短期では下降トレンド。
2.好悪材料がない状態、かつ、様々な期待が剥がれた状態の不安定な中での需給相場。
3.当面は市場が需給整理を進めつつ、明確なポジティブ材料が出てくるまでのいわば消化期間。
過去5年くらいの日足チャートをエリオット波動を見たとき、2月の史上最高値10700を付けた日が第3波の終了時点と捉えている。去年の8月の暴落株価が6000を切ったところで反発したあと、二番底を作ってから7か月、よくもまあここまで少ない材料で上げ続けたなというのが率直な感想。
2025年度は中外にとっては特別な年であったので、とくに後半の10月からはものすごい期待とともに株価も駆け上がるように上昇した、そんな年でした。
4月に発表された通期決算も頗る良く、安心感のある決算であったなと思います。
じゃあなんで、いまこんなに下落しているのか?
思うに、主に以下が原因なのではないかなと。
①イーライリリーに導出した経口GLP-1作動薬に対する期待が過度であったこと、
②本体の業績は上々、でもそれ以上の上方修正はなくサプライズが無かったこと、
③GLP-1の他社開発品の臨床成績と進捗がすこぶるよく、駆逐される懸念が出てきたこと、
④上市からの処方数が期待を大きく裏切り、大したことないんじゃないか、と思わせてしまったこと、
⑤記念配当が剥落したことで、配当利回りが極端に低下して妙味がなくなったこと、
⑥さらに、値嵩株であるがゆえに株式分割前に購入した株主や20年くらいずっと保有し続けている超長期の現物ホルダー以外にとって資金運用効率が著しく低下したこと
以上から、様々な期待が剥がされ、熱狂から醒めて現実に戻ってきたのが今の状況。
そんな風に捉えている。
材料がないにも関わらず期待の残滓に縋るように上昇することを信じてナンピンし続けて耐え忍んでいる投資家もいれば、理由が分らず理解できずにあっという間に追証を喰らって退場させられた短期投資家、嫌気して損切りした最近のホルダー。。。いろんな方がいるだろう。
でも現実はシビアで、大型銘柄ゆえに、サプライズやさらなる強烈なインパクトをもった期待が見られなければ興味を失うのが投資家であって、いまの状況はむしろ至極自然の帰結なんだと考えている。
そもそも株式投資するということは、何かしらのベネフィットを求めているはず。
それが配当であったり、株価の上昇によって得られる売却益だったりするわけで。
じゃあ国内3大メガファーマと比べて配当利回りが低く、株価だけが高くて、安定的成長はあってもGLP-1みたいな大きなテーマ成長シナリオが見えない銘柄にそこまで執着するか?と問われれば、ふつうに考えればそんな実利と合致しないものに対して執着するのは最早信仰か依存か妄執になってしまうのでは?と思うわけで。
たとえば、利回りで言えば、これを書いている5/8時点の株価でいうと、7900円。今年の年間配当額は132円なので、利回りは1.67%。対して武田薬品の同日株価は5213円。年間配当額は200円なので、利回りは3.83%。アステラスなら同2300円、同配当80円で利回り3.47%。第一三共なら同2596円、同配当100円、利回り3.85%。
アステラスはちょっと微妙だけど、株価も値ごろで第一三共なんか中外の1/3の株価。なら、中外製薬100株より第一三共300株の方が断然お得じゃね?って考えるはず。
これ、3大メガファーマと同水準の利回りになるには、最高でも4400円以下じゃないと3%を超えられない。じゃあその株価まで落ちてくる?って考えたら、それは正直なところ、企業価値が毀損しない限り現実的にはあり得ないというか、望み薄すぎて考える意味が少なくとも今はない。
結局、資金運用とか利回りをメインで考えたら、積極的に現物を抱える意味がない。
持つ以上は熱狂的な中外ファンというか中外信者になるしかないんじゃないか?ってくらい。
あるいは、20年来の超長期ホルダーの方々なら利回りは余裕で10%を超えてるよね。つまり、どの値段で仕入れた人が圧倒的な受益者か、ってこと。当たり前だけどめちゃ安値で買った人以外の目線からは、配当利回りが改善しないと積極的に保有するっていうっ考えを持つには厳しいんでは?と思う。たぶん、現物を買ったのがいつだったかで見えてる景色がまるで違うだろうなと。
利益構造が国内3大メガファーマと比べてとても堅固で利益率が異常に高く、ロシュが株式の60%近くを占有していて、残り40%を機関と個人投資家で分け合っているという、特殊な銘柄なのが中外製薬。
となれば、妙味を失った瞬間から、楽天的な個人投資家は狩り場に誘い出された獲物になってしまう。
これは自明の理で、当面は株価が上がっては下がり、下げては上げて、徐々に株価は重心を下げながら下落するだろうな、というのが自分の今の時点での相場観で大局観。
もちろん、中外は財務が堅くて完全無借金経営で自社資本だけでいろいろ出来ちゃうすごい企業だから、今後の成長に期待したり、長期保有のポートフォリオに入れておくには安心感があるから買う人もいるだろうし、人には一人ひとり様々な思惑があるから自分の考えが全体の一部でしかないと思ってるけど、それでも状況だけを見れば、少なくともいまはどちらかと言えば自分の考え方の方が市場全体の捉え方に近いんじゃないかな、とは思う。
じゃあやらない方がよいのでは?
そうも思ったが、中外は類稀なる銘柄で、ボラが大きい。とにかく値幅があるのが魅力。
なら、絶対に勝つ!とか儲けてやる!っていう気持ちに支配されないように、むしろ負けないようにリスク管理を徹底しながらデイトレやる方が十分に勝機も資産を増やすチャンスも転がっている。
間違えたらすぐ修正する、板の流れを読んで逆らわずに張ってときには様子見をするなど、しっかり見て正しい判断をし続ける限り、簡単に退場させられることはない、はず。
という理由で、張る枚数が少なくてもリスク管理しながら回転し続けられて利確しやすい中外製薬を売り買いのいずれに関わらずデイトレし続けることにした。
ちなみに去年の暴落日当日の引け値で現物を仕入れ、2回目の記念配当の権利落ち後、9000円ちょっとのところで売却したあと、中外の現物は今は持ってない。上で書いた通り、自分にとっては積極的に持つ意味がないから。それなら信用の回転資金に回してあげた方が生きたお金になるしね。
以上が、中外をデイトレターゲットにした理由できっかけ。
板読みに気配観察、需給分析はもちろんテクニカル分析もするし、ファンダも見て、フロー分析にセンチメント分析、マクロも見つつ、統計とクオンツ、金融工学とレジーム確認もしながら、どこまで戦えるか、相場と向き合ってデイトレのスキャとスイングも織り交ぜて使える武器を全部使って、あらためて相場サバイバルを始める。

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